皆さん こんにちは!
しらかわ工芸社の 中根義将(よしまさ)です。
夏休みを利用して淡路島にいってきました。
世界最大の吊り橋 明石海峡大橋を通っていざ淡路島へ。
7年間建設業界に身をおいていたので、
やっぱりこういったスケールの大きい構造物を見ると
その仕組みやどうやって施工したか等、色々な思いがめぐります。
建設業は、つくる人の思いが魅力ですので、
この橋を造る時のさまざまな人間ドラマを想像すると
ただ渡るよりも非常に興味深いものになってきます。
私は建築分野だったので、土木分野となる橋の建設に携わった事は
ありませんが、通じるものがあるようです。
さて、建築の世界で淡路島といえば、
三州瓦、石州瓦と並んで日本三大瓦と称される『淡路瓦』が有名です。
淡路瓦は1613年頃から製造が始まったとされ、
独特の色と質感の美しさは、今も日本の伝統産業として受け継がれて
います。
かの有名な洲本城天守閣も、淡路瓦を思いながら訪れてみると
また一味違った美しさを感じます。立派な佇まいでしたよ。
淡路瓦に代表される、いわゆる日本瓦は、
その意匠性だけでなく、耐久性や遮熱性にも優れ、
夏は涼しく冬は暖かい超省エネ建材です。
なので、塗り替えメンテナンスは基本的に必要ありません。
今のお住まいが日本瓦なのに、塗り替えをオススメされた、
なんて事があれば、こんな悪徳業者には要注意ですね。
反対に洋瓦はメンテナンスが必要です。
あなたのお家の瓦がどんな種類なのか、一度調べておくと
安心ですね。
洲本城天守台より、朝焼けに染まる洲本市のまちなみ