コンクリート塗装とは?外壁・床・塀の塗料選びや費用相場、DIYの注意点を解説

コンクリート塗装とは?外壁・床・塀の塗料選びや費用相場、DIYの注意点を解説

コンクリートの外壁や床、塀、ガレージまわりに、汚れ・色あせ・ひび割れ・カビ・コケなどが目立っていませんか?

コンクリートは丈夫な素材ですが、メンテナンスが不要というわけではありません。

雨水、紫外線、排気ガス、湿気、気温差などの影響を受けることで、少しずつ劣化していきます。

特に、ひび割れや塗膜の剥がれを放置すると、雨水が内部に入り込み、コンクリートの中性化や鉄筋のサビ、爆裂、雨漏りにつながるおそれがあります。

そこで重要になるのが、コンクリート塗装です。

ただし、コンクリート塗装は「普通のペンキを塗ればいい」というものではありません。

外壁、床、塀、駐車場、玄関土間など、塗る場所によって必要な塗料や下地処理が変わります。

この記事では、コンクリート塗装の基本から、場所別の塗料選び、DIYできるケース、業者に依頼すべき状態、費用相場、失敗しないための注意点まで詳しく解説します。

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コンクリート塗装とは?

コンクリート塗装とは、コンクリートの表面に専用の塗料や保護材を塗り、美観や耐久性、防水性、防汚性などを高める工事です。

住宅では、以下のような場所で行われます。

  • コンクリート外壁
  • 打ちっぱなしコンクリート
  • コンクリート床
  • ガレージ・駐車場
  • 玄関土間
  • ベランダ床
  • コンクリート塀
  • ブロック塀
  • 基礎まわり

コンクリートは一見すると水に強そうに見えますが、実際には表面から水分を吸い込む性質があります。

そのため、雨水や湿気が入り込むと、内部の劣化が進むことがあります。

塗装や撥水処理を行うことで、汚れや水分の侵入を抑え、コンクリートを長持ちさせやすくなります。

コンクリート塗装が必要な理由

 

コンクリート塗装が必要な理由は、見た目をきれいにするためだけではありません。

建物や外構を保護し、劣化を抑える目的があります。

美観を保つため

コンクリートは、時間が経つと黒ずみ、雨染み、カビ、コケ、色あせなどが目立ちやすくなります。

特に外壁や塀、玄関まわりは人目につきやすいため、汚れが目立つと建物全体が古く見えてしまいます。

塗装を行うことで、清潔感のある見た目に整えられます。

雨水の侵入を防ぐため

コンクリート表面にひび割れや劣化があると、そこから雨水が入り込むことがあります。

雨水が内部に入り続けると、鉄筋のサビや爆裂、雨漏りの原因になることがあります。

塗装や撥水処理によって、雨水の侵入を抑えることが大切です。

コンクリートのひび割れや劣化を放置すると、雨水が内部に入り込み、雨漏りにつながることがあります。すでに室内の雨染みや水漏れがある場合は、雨漏り修理の費用もあわせて確認しておくと安心です。

劣化を抑えるため

コンクリートは、紫外線や二酸化炭素、雨水などの影響を受けて少しずつ劣化します。

特に中性化が進むと、内部の鉄筋がサビやすくなります。

塗装によって表面を保護することで、劣化の進行を抑えやすくなります。

汚れや粉じんを抑えるため

コンクリート床では、表面が摩耗して粉っぽくなることがあります。

ガレージや倉庫、玄関土間などで粉じんが出る場合、防塵塗装を行うことで、ホコリや汚れの発生を抑えやすくなります。

コンクリート塗装が使われる主な場所

コンクリート塗装が使われる外壁・床・塀・駐車場などの場所

コンクリート塗装は、塗る場所によって目的や注意点が変わります。

塗装場所 主な目的 注意点
コンクリート外壁 美観維持・防水性向上 ひび割れや雨染みの確認が必要
打ちっぱなし外壁 汚れ防止・撥水性向上 透明仕上げでは補修跡が目立つことがある
コンクリート床 防塵・防汚・摩耗対策 床用塗料を選ぶ必要がある
ガレージ・駐車場 耐摩耗性・耐油性向上 車の重量やタイヤ摩擦に対応する塗料が必要
玄関土間 汚れ防止・滑り止め 防滑性を考える必要がある
コンクリート塀 美観維持・劣化防止 ひび割れや水分の逃げ道に注意

特に注意したいのは、外壁用塗料と床用塗料は違うという点です。

外壁用塗料は、主に美観や撥水性、耐候性を目的としています。

一方、床用塗料は、人の歩行、車の重量、タイヤの摩擦、油汚れなどに耐える必要があります。

同じコンクリートだからといって、外壁用塗料を駐車場やガレージ床に使うと、早期に剥がれる可能性があります。

コンクリート塗装に使われる主な塗料

コンクリート塗装で外壁用塗料と床用塗料を使い分ける説明図

コンクリート塗装に使われる塗料には、さまざまな種類があります。

場所や目的に合った塗料を選ぶことが重要です。

塗料の種類 向いている場所 特徴
撥水剤 打ちっぱなし外壁・塀 コンクリートの質感を残しやすい
クリア塗料 打ちっぱなし外壁 透明仕上げで美観を保ちやすい
水性塗料 小面積の床・内装・DIY 臭いが少なく扱いやすい
弾性塗料 外壁・塀 ひび割れに追従しやすい
エポキシ塗料 ガレージ・工場床 耐摩耗性や耐薬品性に優れる
ウレタン塗料 床・ベランダ・駐車場 防水性や耐久性を高めやすい
シリコン塗料 外壁・塀 耐候性と費用のバランスが良い
フッ素塗料 外壁・長期保護 耐久性が高いが費用も高め

撥水剤

撥水剤は、コンクリートの質感を大きく変えずに、水分を弾きやすくするための材料です。

打ちっぱなしコンクリートやコンクリート塀など、素材感を残したい場所に使われることがあります。

ただし、色あせや汚れがすでに強い場合は、撥水剤だけでは見た目の改善が不十分なこともあります。

クリア塗料

クリア塗料は、透明に近い仕上がりでコンクリートの風合いを残しながら保護する塗料です。

打ちっぱなしコンクリートの美観を保ちたい場合に向いています。

ただし、ひび割れや補修跡、シミがある場合は、その跡が見えやすい点に注意が必要です。

弾性塗料

弾性塗料は、伸縮性のある塗膜を作る塗料です。

外壁や塀など、細かなひび割れが起きやすい場所に使われることがあります。

ただし、厚い塗膜になるため、打ちっぱなしコンクリート特有の質感は失われやすくなります。

コンクリート外壁にひび割れがある場合は、塗料選びだけでなく、ひび割れの幅や深さを確認することも大切です。外壁のひび割れの危険度については、外壁のひび割れは放置NG?の記事で詳しく解説しています。

エポキシ塗料

エポキシ塗料は、密着性や耐摩耗性に優れた塗料です。

ガレージ、倉庫、工場床など、摩耗や汚れに強い床面を作りたい場合に使われます。

下地処理が仕上がりを大きく左右するため、広範囲や車が乗る場所では業者に依頼する方が安心です。

ウレタン塗料

ウレタン塗料は、防水性や耐久性を高めやすい塗料です。

ベランダ床や駐車場、コンクリート床などに使われることがあります。

弾力性があり、一定の動きに追従しやすい反面、施工には下地処理と乾燥管理が重要です。

コンクリート塗装のメリット

コンクリート塗装には、以下のようなメリットがあります。

見た目がきれいになる

汚れや色あせが目立つコンクリートも、塗装によって明るく清潔感のある印象に変えられます。

玄関まわりや塀、外壁などは、建物全体の印象にも関わります。

防水性・撥水性を高められる

専用の塗料や撥水剤を使うことで、雨水がコンクリート内部に入りにくくなります。

ひび割れや中性化、鉄筋のサビを防ぐためにも、防水性・撥水性は重要です。

汚れが付きにくくなる

塗装によって表面が保護されると、汚れやカビ、コケが付きにくくなります。

日常的な清掃もしやすくなります。

床の粉じんを抑えられる

コンクリート床では、表面が摩耗して粉じんが出ることがあります。

防塵塗装を行うことで、粉っぽさや汚れを抑えやすくなります。

建物を長持ちさせやすい

雨水や汚れからコンクリートを守ることで、劣化の進行を抑えやすくなります。

結果的に、大きな補修や改修が必要になる前に対処しやすくなります。

コンクリート塗装のデメリット・注意点

コンクリート塗装にはメリットが多い一方で、注意点もあります。

下地処理が不十分だと剥がれやすい

コンクリート塗装で最も重要なのは下地処理です。

汚れ、カビ、コケ、油分、古い塗膜、粉じんなどが残ったまま塗装すると、塗料が密着せず、早期の剥がれにつながります。

水分が残っていると膨れや剥がれの原因になる

コンクリートは水分を含みやすい素材です。

洗浄後や雨の後に十分乾燥させずに塗装すると、内部の水分が逃げ場を失い、塗膜の膨れや剥がれを起こすことがあります。

塗料選びを間違えると長持ちしない

外壁用、床用、防水用、撥水用など、塗料には用途があります。

場所に合わない塗料を選ぶと、すぐに剥がれたり、滑りやすくなったり、期待した防水性が得られなかったりします。

打ちっぱなしの質感が変わる場合がある

弾性塗料や色付き塗料を使うと、打ちっぱなしコンクリートの風合いは変わります。

素材感を残したい場合は、撥水剤やクリア塗料を検討する必要があります。

ひび割れや爆裂がある場合は塗装だけでは不十分

ひび割れや欠損、鉄筋のサビ、爆裂がある場合は、塗装前に補修が必要です。

表面だけ塗っても、内部の劣化が進んでいれば再発する可能性があります。

コンクリート塗装はDIYできる?

コンクリート塗装は、条件によってはDIYできる場合があります。

ただし、すべての場所でDIYが向いているわけではありません。

状態 DIY可否 理由
小面積の床や土間 可能な場合あり 手が届き、作業しやすい
汚れ防止程度の簡易塗装 可能な場合あり 下地劣化が少なければ対応しやすい
外壁や高所 業者推奨 足場や下地処理が必要
ひび割れが多い 業者推奨 補修してから塗装する必要がある
雨漏り・水染みがある 業者必須 原因調査が必要
車が乗る駐車場床 業者推奨 耐摩耗性・密着性が重要

DIYで対応しやすいのは、玄関土間の一部、小さなコンクリート床、手が届く範囲の簡易塗装などです。

一方、外壁、高所、広い床面、駐車場、ひび割れや水染みがある場所は、専門業者に相談することをおすすめします。

特に駐車場やガレージ床は、車の重さやタイヤの摩擦がかかるため、塗料選びと下地処理を間違えると剥がれやすくなります。

コンクリート塗装の手順

コンクリート塗装の基本的な流れは以下の通りです。

1. 状態確認

まず、コンクリートの状態を確認します。

ひび割れ、欠損、塗膜の剥がれ、カビ、コケ、油汚れ、水染み、浮きなどがないかチェックします。

この段階で劣化が大きい場合は、塗装より先に補修が必要です。

2. 養生

塗料が付いてはいけない場所を、マスキングテープやシートで保護します。

玄関まわり、窓、サッシ、車、植栽、隣家との境界などに注意します。

3. 高圧洗浄・清掃

コンクリート表面の汚れ、カビ、コケ、ホコリ、古い塗膜などを落とします。

洗浄不足は塗料の密着不良につながるため、丁寧に行うことが重要です。

塗装前の下地処理は、仕上がりや耐久性を左右する重要な工程です。外壁塗装で行う下地処理については、ケレン作業とは?の記事も参考にしてください。

4. 乾燥

洗浄後は、コンクリートを十分に乾燥させます。

水分が残ったまま塗装すると、膨れや剥がれの原因になります。

天候や気温、湿度によって乾燥時間は変わるため、焦らず確認しましょう。

5. ひび割れ・欠損補修

ひび割れや欠けがある場合は、補修材やモルタル、シーリング材などで補修します。

補修せずに塗装すると、そこから再びひび割れや剥がれが起こる可能性があります。

ひび割れ補修でシーリング材を使う場合は、乾燥時間にも注意が必要です。乾燥前に塗装すると仕上がり不良につながることがあるため、コーキングの乾燥時間も確認しておくとよいでしょう。

6. 下塗り

プライマーやシーラーなどの下塗り材を塗ります。

下塗りには、上塗り塗料の密着性を高めたり、塗料の吸い込みを抑えたりする役割があります。

7. 中塗り・上塗り

上塗り塗料を規定の回数で塗布します。

塗料によって乾燥時間や塗布量が異なるため、メーカーの施工仕様を守ることが大切です。

8. 乾燥・仕上がり確認

塗装後は、完全に乾燥するまで歩行や車の乗り入れを避けます。

ムラ、剥がれ、塗り残しがないか確認して完了です。

コンクリート塗装で気をつける5つのポイント
コンクリート塗装で失敗しないための下地処理や塗料選びの注意点

コンクリート塗装で失敗しないためには、以下の5つが重要です。

ポイント 内容
下地補修を先に行う ひび割れや欠損を補修せずに塗ると、早期剥がれや再劣化につながる
汚れ・カビ・コケを落とす 洗浄不足だと塗料が密着しにくい
場所に合った塗料を選ぶ 外壁用・床用・撥水用で性能が違う
コンクリート内部の水分に注意する 水分が残ったまま塗ると膨れや剥がれの原因になる
撥水性・防水性を考える 雨水の侵入を防ぎ、劣化を抑えやすくなる

下地補修を先に行う

コンクリートにひび割れや欠損がある場合、そのまま塗装しても長持ちしません。

表面だけきれいに塗っても、内部に水分が入り込んでいたり、ひび割れが進行していたりすると、塗膜の膨れや剥がれにつながることがあります。

塗装前には、必ずひび割れや欠損を補修しましょう。

汚れ・カビ・コケを落とす

コンクリート表面に汚れやカビ、コケが残っていると、塗料が密着しにくくなります。

特に屋外の塀や床、北側の外壁は、カビやコケが発生しやすい場所です。

洗浄と乾燥を丁寧に行うことで、仕上がりと耐久性が変わります。

場所に合った塗料を選ぶ

コンクリート外壁、床、駐車場、塀では、必要な性能が違います。

床には耐摩耗性や防滑性、駐車場には耐油性や密着性、外壁には防水性や耐候性が必要です。

場所に合わない塗料を使うと、すぐに剥がれる原因になります。

コンクリート内部の水分に注意する

コンクリートは水分を含みやすい素材です。

内部に水分が残った状態で塗装すると、塗膜の内側から水分が逃げようとして、膨れや剥がれが起こることがあります。

雨の後や洗浄後は、十分に乾燥させることが大切です。

撥水性・防水性を考える

屋外のコンクリートは、雨水の影響を受け続けます。

外壁や塀、打ちっぱなしコンクリートでは、撥水剤や保護塗料を使って雨水の侵入を抑えることが重要です。

水分の侵入を防ぐことで、劣化を抑えやすくなります。

業者に依頼した方がよいケース

以下のような場合は、DIYではなく専門業者に相談することをおすすめします。

  • 外壁や高所を塗装したい
  • 駐車場やガレージ床を塗装したい
  • ひび割れが多い
  • 欠損や爆裂がある
  • 鉄筋のサビが見えている
  • 雨染みや水染みがある
  • すでに塗膜が大きく剥がれている
  • 広い面積を均一に仕上げたい
  • 打ちっぱなしの質感を残したい
  • 長持ちする仕上がりにしたい

特に、ひび割れや爆裂がある場合は、表面を塗るだけでは解決しません。

内部の劣化状況を確認し、適切に補修してから塗装する必要があります。

また、高所作業や広い床面の塗装は、道具や技術だけでなく安全管理も必要です。

不安がある場合は、最初から業者に依頼する方が安心です。

塗装だけで対応できないほど劣化が進んでいる場合は、補修や塗装以外のリフォーム方法を検討することもあります。既存部分を活かしたリフォーム方法については、カバー工法とは?の記事も参考にしてください。

コンクリート塗装の費用相場

コンクリート塗装の費用は、塗装する場所、面積、塗料の種類、下地の状態、足場の有無によって変わります。

塗装場所・内容 費用目安
DIY塗装 数千円〜数万円
ベランダ・玄関土間の小面積塗装 5万〜15万円前後
コンクリート外壁塗装 20万〜50万円前後
駐車場・土間塗装 10万〜25万円前後
防塵塗装 1,000〜2,500円/㎡前後
エポキシ塗床 3,500〜8,000円/㎡前後
ウレタン塗床 4,000〜9,000円/㎡前後

コンクリート外壁の塗装費用だけでなく、一般的な外壁塗装の費用も知りたい方は、外壁塗装の費用相場もあわせて参考にしてください。

DIYの場合は材料費と道具代のみで済むため、費用を抑えやすいです。

ただし、下地処理や塗料選びを間違えると、早期に剥がれて再施工が必要になることがあります。

業者に依頼する場合は費用が高くなりますが、下地処理、補修、塗料選定、仕上がり、保証面で安心しやすいです。

費用を比較するときは、金額だけでなく、以下の内容も確認しましょう。

  • 下地処理が含まれているか
  • ひび割れ補修が含まれているか
  • 使用する塗料名
  • 塗装回数
  • 足場代の有無
  • 保証内容
  • 追加費用が発生する条件

コンクリート塗装の耐用年数

コンクリート塗装の耐用年数は、塗料の種類や施工場所によって異なります。

塗料・工法 耐用年数の目安
撥水剤 3〜7年程度
クリア塗料 5〜15年程度
弾性塗料 10〜12年程度
ウレタン塗料 5〜10年程度
シリコン塗料 7〜15年程度
フッ素塗料 10〜20年程度
エポキシ塗床 5〜10年程度
FRP系の床仕上げ 10〜12年程度

 

ただし、これはあくまで目安です。

実際の耐用年数は、日当たり、雨の当たり方、歩行頻度、車の乗り入れ、下地処理の質、塗料の種類によって変わります。

以下のような症状が出ている場合は、塗り替えや補修を検討しましょう。

  • 色あせ
  • チョーキング
  • 塗膜の剥がれ
  • ひび割れ
  • カビ・コケ
  • 床の粉じん
  • 雨染み
  • 水はけの悪化

築10年以上経っている住宅では、コンクリート部分だけでなく、外壁や屋根の劣化も同時に確認しておくと安心です。塗り替え時期の目安については、外壁・屋根塗装のタイミングでも詳しく解説しています。

コンクリート塗装で失敗しないためのポイント

コンクリート塗装でよくある失敗は、主に以下の4つです。

塗料選びを間違える

外壁用塗料を床に使ったり、屋内用塗料を屋外に使ったりすると、早期に剥がれる可能性があります。

コンクリート塗装では、塗る場所に合った塗料を選ぶことが重要です。

下地処理が不足している

汚れや古い塗膜が残っていると、塗料が密着しません。

見た目はきれいに塗れていても、数ヶ月で剥がれることがあります。

乾燥時間を守らない

下塗り、中塗り、上塗りには、それぞれ乾燥時間があります。

乾燥不足のまま次の工程に進むと、塗膜不良の原因になります。

厚塗りしすぎる

一度に厚く塗れば丈夫になるわけではありません。

塗料ごとの標準塗布量を守らないと、乾燥不良やムラ、剥がれにつながることがあります。

メーカーの仕様を守り、適切な回数で塗ることが大切です。

コンクリート塗装に関するよくある質問

Q. コンクリート塗装は必要ですか?

コンクリートは丈夫な素材ですが、雨水や紫外線、汚れの影響で劣化します。

汚れ、色あせ、ひび割れ、粉じん、カビ、コケが出ている場合は、塗装や補修を検討するタイミングです。

Q. コンクリート塗装はDIYできますか?

小面積の床や玄関土間など、手が届く範囲で劣化が少ない場所ならDIYできる場合があります。

ただし、外壁、高所、駐車場、ひび割れが多い場所は業者に相談するのがおすすめです。

Q. コンクリート床に外壁用塗料を使ってもいいですか?

おすすめできません。

床には歩行や車の摩擦がかかるため、耐摩耗性や防滑性のある床用塗料を選ぶ必要があります。

外壁用塗料を床に使うと、剥がれやすくなる可能性があります。

Q. 打ちっぱなしコンクリートは塗装できますか?

できます。

ただし、風合いを残したい場合は、撥水剤やクリア塗料を使うことが多いです。

色付き塗料や弾性塗料を使うと、打ちっぱなし特有の質感は変わります。

Q. コンクリートにひび割れがあっても塗装できますか?

ひび割れの状態によります。

細いひび割れであれば補修後に塗装できる場合がありますが、深いひび割れや爆裂がある場合は、塗装前に専門的な補修が必要です。

Q. コンクリート塗装の費用はいくらですか?

DIYなら数千円〜数万円程度、業者に依頼する場合は小面積で5万〜15万円前後、外壁や駐車場では10万〜50万円前後が目安です。

面積や下地の状態、塗料の種類によって費用は変わります。

Q. コンクリート塗装は何年持ちますか?

塗料や場所によりますが、撥水剤は3〜7年程度、クリア塗料は5〜15年程度、弾性塗料は10〜12年程度、フッ素塗料は10〜20年程度が目安です。

ただし、施工環境や下地処理によって変わります。

Q. 塗装前に高圧洗浄は必要ですか?

必要です。

汚れやカビ、コケ、古い塗膜が残っていると、塗料が密着しにくくなります。

洗浄後は十分に乾燥させてから塗装することが大切です。

Q. コンクリート塗装で滑りやすくなりませんか?

床や玄関土間では、塗料によって滑りやすくなることがあります。

歩行する場所では、防滑性のある塗料や仕上げを選ぶことが大切です。

まとめ:コンクリート塗装は場所に合った塗料選びと下地処理が重要

コンクリート塗装は、外壁、床、塀、ガレージ、玄関土間などの美観を整え、雨水や汚れからコンクリートを守るために行う大切なメンテナンスです。

ただし、コンクリート塗装は「塗れば終わり」ではありません。

塗る場所によって、必要な塗料や施工方法が変わります。

特に重要なのは、以下のポイントです。

  • 外壁用と床用の塗料を使い分ける
  • ひび割れや欠損は塗装前に補修する
  • 汚れ、カビ、コケをしっかり落とす
  • コンクリート内部の水分に注意する
  • 下塗り材や乾燥時間などメーカー仕様を守る
  • 高所や駐車場床は無理にDIYしない

小面積の土間や簡易的な塗装であればDIYできる場合もあります。

しかし、外壁、高所、駐車場、ひび割れや爆裂がある場所は、専門業者に相談した方が安心です。

しらかわ工芸社では、外壁やコンクリート部分の状態を確認し、補修が必要か、塗装で対応できるか、どの塗料が適しているかをわかりやすくご提案しています。

コンクリートの汚れ、ひび割れ、塗膜の剥がれ、雨染みが気になる方は、お気軽にご相談ください。

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株式会社白川工芸社 代表取締役 中根 義将

株式会社しらかわ工芸社
代表取締役 中根 義将

施工実績3000件以上を誇る「日本一親切な外壁塗装専門店」を目指す、株式会社白川工芸社の代表取締役。お客様目線のていねいな施工を提供するとともに、「仕事ができる」だけでなく「人間ができた」一流の技術と心を持つ職人の育成に情熱を注いでいる。