目次
「ケレン作業って何のこと?」
「見積書にケレンと書いてあるけど、本当に必要?」
「ケレンをしないと外壁塗装にどんな影響があるの?」
外壁塗装や屋根塗装、鉄部塗装の見積書でよく見かけるのがケレン作業です。
ケレン作業とは、塗装前にサビ・古い塗膜・汚れ・油分などを落とし、塗料がしっかり密着するように下地を整える作業のことです。
簡単にいうと、塗装前の下地処理です。
この作業が不十分だと、どれだけ良い塗料を使っても、数年で塗膜が剥がれたり、サビが再発したりする可能性があります。
この記事では、ケレン作業の意味、外壁塗装で必要な理由、1種・2種・3種・4種ケレンの違い、使う道具、作業の流れ、費用目安、見積書で確認すべきポイントまでわかりやすく解説します。
ケレン作業とは?外壁塗装前の下地処理のこと

ケレン作業とは、外壁塗装や鉄部塗装の前に、塗装面のサビ・古い塗膜・汚れなどを取り除く下地処理のことです。
新しい塗料をきれいに塗るためには、塗る面がしっかり整っている必要があります。
たとえば、鉄部にサビが残っていたり、古い塗膜が浮いたままだったりすると、その上から塗装しても塗料が密着しません。
そのため、塗装前に表面を削る・磨く・清掃するなどして、塗料がしっかり付着する状態を作ります。
これがケレン作業です。
ケレン作業で取り除くもの
ケレン作業では、主に以下のようなものを取り除きます。
- サビ
- 古い塗膜
- 浮いた塗膜
- 汚れ
- ホコリ
- 油分
- カビ・コケ
- 脆くなった下地
- 塗料の密着を妨げる異物
ケレン作業は、単なる掃除ではありません。
塗装の密着性を高め、仕上がりと耐久性を左右する重要な工程です。
ケレンという言葉の意味
「ケレン」という言葉には諸説ありますが、建築や塗装の現場では、塗装前に表面をきれいに整える作業を指します。
現場では、
- 鉄部のサビ落とし
- 古い塗膜の除去
- 塗装面の目荒らし
- 汚れや粉の除去
といった作業をまとめて「ケレン」と呼ぶことが多いです。
なぜケレン作業が重要なのか
ケレン作業が重要な理由は、塗料の密着性と塗装の耐久性を大きく左右するからです。
外壁塗装や鉄部塗装では、塗料そのものの性能も大切ですが、それ以上に重要なのが下地の状態です。
下地が悪いまま塗装すると、塗料本来の性能を発揮できません。
塗料をしっかり密着させるため
塗料は、きれいで健全な下地に塗ることでしっかり密着します。
表面にサビや古い塗膜、ホコリ、油分が残っていると、塗料が下地に密着せず、剥がれや浮きの原因になります。
ケレン作業で表面を整えることで、塗料がしっかり食いつきやすい状態になります。
サビの再発を防ぐため
鉄部にサビが残ったまま塗装すると、塗膜の下でサビが進行することがあります。
表面はきれいに見えても、内部でサビが広がると、塗膜が膨れたり、割れたり、剥がれたりします。
特に、鉄階段、手すり、雨戸、シャッターボックス、ベランダの鉄部などは、サビをしっかり落としてから塗装することが大切です。
塗装を長持ちさせるため
ケレン作業が丁寧に行われていると、塗料がしっかり密着し、塗装の持ちが良くなります。
反対に、ケレンが不十分だと、短期間で剥がれやサビが出る可能性があります。
つまり、ケレン作業は、見た目には地味ですが、塗装を長持ちさせるために欠かせない作業です。
仕上がりをきれいにするため
表面に凹凸や剥がれが残っていると、塗装後の見た目にも影響します。
ケレン作業で表面を整えることで、仕上がりがなめらかになり、見た目もきれいになります。
特に玄関まわり、手すり、鉄階段など、目につきやすい場所では、下地処理の丁寧さが仕上がりに出やすいです。
ケレン作業をしないとどうなる?
ケレン作業をしない、または不十分なまま塗装すると、塗装後の不具合につながる可能性があります。
以下のようなトラブルが起こりやすくなります。
| ケレン不足の状態 | 起こりやすい不具合 |
|---|---|
| サビが残っている | サビの再発・塗膜の膨れ |
| 古い塗膜が浮いている | 塗装の剥がれ |
| 汚れや油分が残っている | 塗料の密着不良 |
| 表面がツルツルしている | 塗料が乗りにくい |
| 粉やホコリが残っている | 塗膜の浮き・ムラ |
| 下地が脆いまま | 早期劣化・再施工の原因 |
塗膜が剥がれやすくなる
古い塗膜が浮いたままの状態で新しい塗料を塗ると、古い塗膜ごと剥がれてしまうことがあります。
この場合、塗料の品質が悪いのではなく、下地処理不足が原因になっていることがあります。
サビが再発しやすくなる
鉄部にサビが残っていると、塗装後もサビが内部で進行します。
その結果、塗膜の下から膨れが出たり、赤茶色のサビが表面に出てきたりします。
サビを防ぐには、塗装前にできるだけサビを落とし、必要に応じてサビ止め塗料を塗ることが重要です。
塗装の寿命が短くなる
ケレン作業が不十分だと、塗装が本来より早く劣化することがあります。
本来10年程度持つはずの塗装でも、数年で剥がれやサビが出る可能性があります。
結果として、再塗装や補修が必要になり、余計な費用がかかることもあります。
ケレン作業の種類|1種・2種・3種・4種の違い

ケレン作業には、劣化の程度や施工場所に応じていくつかの種類があります。
一般的には、1種ケレン・2種ケレン・3種ケレン・4種ケレンに分けられます。
| 種類 | 内容 | 主な使用場面 |
|---|---|---|
| 1種ケレン | ブラストなどでサビや旧塗膜をほぼ完全に除去 | 橋梁・大型鉄骨・重防食塗装 |
| 2種ケレン | 電動工具でサビや旧塗膜をしっかり除去 | 劣化が進んだ鉄部 |
| 3種ケレン | 浮いたサビや剥がれた塗膜を除去 | 一般住宅の鉄部塗装で多い |
| 4種ケレン | 表面の汚れや粉を落とす軽い清掃 | 劣化が軽い塗り替え前 |
1種ケレン
1種ケレンは、最も徹底したケレン作業です。
ブラスト工法などを使い、サビや古い塗膜をほぼ完全に取り除き、金属素地を露出させます。
橋梁、船舶、大型鉄骨、プラント設備など、高い耐久性が必要な場所で行われることが多いです。
一般住宅の外壁塗装で行われることは、あまり多くありません。
2種ケレン
2種ケレンは、電動工具を使って、サビや古い塗膜をしっかり除去する作業です。
ディスクサンダーやグラインダー、カップワイヤーブラシなどを使用します。
鉄部の劣化が進んでいる場合や、サビが広範囲に出ている場合に行われることがあります。
3種ケレン
3種ケレンは、一般住宅の塗装工事でよく行われるケレンです。
浮いているサビ、剥がれかけた塗膜、脆くなった部分を取り除き、塗装できる状態に整えます。
鉄階段、手すり、雨戸、シャッター、鉄製フェンスなどの塗装前によく使われます。
4種ケレン
4種ケレンは、比較的軽い下地処理です。
表面のホコリ、汚れ、粉、軽い付着物を落とす作業で、劣化が軽い場所に行われます。
高圧洗浄や清掃、軽い目荒らしなどが該当します。
ただし、サビや浮いた塗膜がある場合は、4種ケレンだけでは不十分なことがあります。
外壁塗装や鉄部塗装でよく使うケレン道具
ケレン作業では、作業場所や劣化状況に応じて道具を使い分けます。
一般住宅では、手工具と電動工具を組み合わせて作業することが多いです。
| 道具 | 用途 | 特徴 |
|---|---|---|
| スクレーパー | 浮いた塗膜や付着物を削る | 細かい場所に使いやすい |
| 皮スキ | 剥がれた塗膜を取り除く | 塗膜剥がしに便利 |
| ワイヤーブラシ | サビや汚れを落とす | 鉄部のサビ落としに使う |
| サンドペーパー | 表面を研磨する | 目荒らしや仕上げに使う |
| ディスクサンダー | 広範囲を研磨する | 電動工具で効率が良い |
| グラインダー | 強いサビや厚い塗膜を除去 | 研磨力が高い |
| 高圧洗浄機 | 汚れやチョーキングを洗い流す | 外壁塗装前によく使う |
スクレーパー・皮スキ
スクレーパーや皮スキは、剥がれかけた古い塗膜や付着物を取り除くときに使います。
細かい部分や狭い場所にも使いやすく、手作業で丁寧に処理できます。
ワイヤーブラシ
ワイヤーブラシは、鉄部のサビ落としによく使われます。
手動タイプのほか、電動工具に取り付けるタイプもあります。
凹凸のある面にも使いやすいのが特徴です。
サンドペーパー
サンドペーパーは、表面をなめらかにしたり、塗料が密着しやすいように目荒らししたりするために使います。
番手によって粗さが異なり、作業内容に合わせて使い分けます。
ディスクサンダー・グラインダー
ディスクサンダーやグラインダーは、強いサビや厚い塗膜を効率よく除去できる電動工具です。
ただし、研磨力が強いため、下地を傷つけないよう注意が必要です。
粉じんや火花が出ることもあるため、保護具の着用が欠かせません。
ケレン作業の流れ
ケレン作業は、ただ削るだけではありません。
安全確認、養生、下地処理、清掃、最終確認までを丁寧に行うことで、塗装の品質が安定します。
基本的な流れは以下の通りです。
1. 作業箇所の劣化状態を確認する
2. 周囲を養生して汚れや粉じんの飛散を防ぐ
3. 防じんマスク・保護メガネ・手袋を着用する
4. サビ・古い塗膜・汚れを除去する
5. 塗料が密着しやすいように表面を目荒らしする
6. 粉じんや削りカスをきれいに清掃する
7. 下地の状態を確認する
8. 必要に応じてサビ止め塗料や下塗り材を塗る
1. 作業場所を確認する
まず、どの部分にサビや剥がれがあるかを確認します。
鉄部、木部、外壁、屋根、雨戸、手すりなど、場所によって適した道具や方法が変わります。
2. 周囲を養生する
ケレン作業では、サビ粉や塗膜片、粉じんが飛ぶことがあります。
周囲の外壁、床、窓、植栽、車などに飛散しないよう、シートやマスカーで養生します。
3. 保護具を着用する
粉じんや破片が目や口に入らないよう、保護メガネ、防じんマスク、手袋を着用します。
電動工具を使う場合は、耳栓や長袖作業着も必要です。
4. サビ・古い塗膜・汚れを除去する
スクレーパー、ワイヤーブラシ、サンドペーパー、電動工具などを使って、サビや古い塗膜を落とします。
無理に削りすぎると下地を傷めることがあるため、状態に応じて力加減を調整します。
5. 表面を目荒らしする
塗料が密着しやすくなるように、表面を軽く研磨して粗さを作ります。
これを「目荒らし」といいます。
目荒らしをすることで、塗料が下地に食いつきやすくなります。
6. 粉じんや削りカスを清掃する
ケレン後に粉じんや削りカスが残っていると、塗料の密着を妨げます。
刷毛、ブロワー、掃除機、ウエスなどでしっかり清掃します。
7. 下地の状態を確認する
清掃後、サビや浮いた塗膜が残っていないか確認します。
必要な処理が不十分な場合は、再度ケレンを行います。
8. サビ止めや下塗りを行う
鉄部の場合は、ケレン後にサビ止め塗料を塗ることが多いです。
その後、下塗り・中塗り・上塗りへ進みます。
ケレン作業の費用目安
ケレン作業の費用は、劣化状況、作業範囲、使用する道具、ケレンの種類によって変わります。
一般住宅では、塗装工事の一部として見積もりに含まれることもあります。
| ケレンの種類 | 費用目安 | 内容 |
|---|---|---|
| 4種ケレン | 数百円〜1,000円/㎡前後 | 軽い清掃・目荒らし |
| 3種ケレン | 500円〜2,000円/㎡前後 | 浮いたサビ・塗膜の除去 |
| 2種ケレン | 1,500円〜3,000円/㎡前後 | 電動工具でしっかり除去 |
| 1種ケレン | 数千円〜1万円/㎡以上 | ブラストなど本格的な除去 |
上記はあくまで目安です。
実際には、以下の条件によって費用が変わります。
- サビの範囲
- 古い塗膜の状態
- 作業面積
- 高所作業の有無
- 足場の必要性
- 電動工具を使うかどうか
- 養生や清掃の範囲
- 廃材処分の有無
見積書で「ケレン一式」とだけ書かれている場合は、どの部分にどの程度のケレンを行うのか確認しましょう。
DIYでケレン作業はできる?
軽度のサビ落としや小さな範囲の下地処理であれば、DIYでケレン作業を行うこともできます。
ただし、広範囲のサビ、電動工具が必要な作業、高所作業、塗装品質が重要な場所は、専門業者に依頼する方が安全です。
| 状態 | DIY可否 | 判断の目安 |
|---|---|---|
| 小さなサビ | ○ | ワイヤーブラシやサンドペーパーで対応可能 |
| 軽い塗膜剥がれ | ○ | スクレーパーで除去できる場合がある |
| 広範囲のサビ | △ | 電動工具や専門処理が必要な場合がある |
| 高所の鉄部 | × | 転落リスクがあるため業者相談 |
| サビが深い | × | 下地補修や交換が必要なことがある |
| 塗装後すぐ剥がれた場所 | △ | 原因確認が必要 |
DIYでできる作業
DIYで行いやすいのは、以下のような軽作業です。
- 小さなサビを落とす
- 浮いた塗膜を削る
- サンドペーパーで表面を荒らす
- 塗装前に汚れを拭き取る
- 金属小物の下地処理をする
DIYで注意すべきこと
DIYでケレンを行う場合は、必ず保護具を着用しましょう。
サビ粉や古い塗膜の粉じんを吸い込むと、健康に悪影響を及ぼすことがあります。
また、古い塗膜には有害物質が含まれている可能性もあるため、無理に削らず、心配な場合は専門業者に相談してください。
業者に依頼した方がよいケース
以下のような場合は、DIYではなく業者に依頼するのがおすすめです。
- サビが広範囲に出ている
- 鉄部が腐食して穴があいている
- 高所での作業が必要
- 電動工具が必要
- 塗装後すぐに剥がれた
- 原因が分からない劣化がある
- 雨漏りや防水に関わる場所
安全性と仕上がりを考えると、無理にDIYしない判断も大切です。
ケレン作業の注意点と安全対策
ケレン作業では、粉じん、破片、火花、騒音が発生することがあります。
安全に作業するためには、保護具と周囲への配慮が必要です。
防じんマスクを着用する
ケレン中は、サビ粉や塗膜片が細かい粉じんとなって舞うことがあります。
粉じんを吸い込まないよう、防じんマスクを着用しましょう。
保護メガネを着用する
ワイヤーブラシや電動工具を使うと、破片が飛ぶことがあります。
目を守るために、保護メガネやフェイスシールドを着用してください。
手袋を着用する
サビた金属や剥がれた塗膜は鋭利なことがあります。
手を切らないよう、作業用手袋を着用しましょう。
周囲を養生する
粉じんやサビ粉が周囲に飛ばないよう、作業範囲を養生します。
特に住宅街では、近隣への飛散にも注意が必要です。
電動工具は慎重に使う
グラインダーやサンダーは便利ですが、扱いを誤るとケガや下地の削りすぎにつながります。
電動工具に慣れていない場合は、無理に使用しない方が安全です。
見積書で確認すべきケレン作業のポイント
外壁塗装や鉄部塗装の見積書を見るときは、ケレン作業がどのように記載されているか確認しましょう。
ケレンは仕上がりに大きく関わる工程ですが、見積書では「一式」とだけ書かれていることもあります。
確認すべき項目
見積書では、以下の点を確認すると安心です。
- どの部分にケレンを行うのか
- ケレンの種類や程度
- 手工具か電動工具か
- サビ止め塗装が含まれているか
- 鉄部の補修が必要か
- 高圧洗浄とは別にケレンがあるか
- 「一式」表記だけになっていないか
「ケレン一式」だけの場合は確認する
見積書に「ケレン一式」とだけ書かれている場合は、作業内容を具体的に確認しておくと安心です。
たとえば、次のような点を業者に聞いてみましょう。
– ケレン作業を行う箇所はどこか
– サビや古い塗膜をどの程度まで落とすのか
– 鉄部にはサビ止め塗料が含まれているか
– 手工具だけで行うのか、電動工具も使うのか
これらを確認しておくことで、見積もり金額だけでなく、下地処理の内容まで比較しやすくなります。
高圧洗浄だけではケレンにならない場合がある
外壁塗装では、高圧洗浄で汚れを落とします。
しかし、鉄部のサビや浮いた塗膜は、高圧洗浄だけでは十分に落ちないことがあります。
鉄部には鉄部の下地処理が必要です。
「高圧洗浄があるからケレンは不要」とは限らないため、見積書で確認しましょう。
ケレン作業を業者に依頼する場合の選び方
ケレン作業の品質は、業者の丁寧さによって差が出やすい部分です。
外から見えにくい工程だからこそ、信頼できる業者に依頼することが大切です。
現地調査で劣化状況を確認してくれるか
良い業者は、見積もり前に現地調査を行い、サビや塗膜剥がれの状態を確認します。
写真を撮って説明してくれる業者であれば、劣化状況を理解しやすくなります。
下地処理の説明があるか
見積もり時に、ケレンやサビ止めについて説明があるか確認しましょう。
「きれいに塗ります」だけでなく、「どのように下地処理するか」を説明してくれる業者が安心です。
見積書の内訳が分かりやすいか
見積書に、鉄部塗装、ケレン、サビ止め、上塗りなどが分かれていると、工事内容を把握しやすくなります。
一式表記が多すぎる場合は、内容を確認しましょう。
安すぎる見積もりに注意する
極端に安い見積もりでは、ケレンや下地処理に十分な時間をかけていない可能性があります。
塗装工事は、塗る作業だけでなく、下地処理も含めて品質が決まります。
価格だけで判断せず、工事内容を確認することが大切です。
ケレン作業に関するよくある質問
Q. ケレン作業とは何ですか?
ケレン作業とは、外壁塗装や鉄部塗装の前に、サビ・古い塗膜・汚れなどを落として下地を整える作業です。
塗料をしっかり密着させるために必要な下地処理です。
Q. ケレン作業をしないとどうなりますか?
サビの再発、塗膜の剥がれ、塗装の浮き、早期劣化につながる可能性があります。
どれだけ良い塗料を使っても、下地処理が不十分だと長持ちしにくくなります。
Q. 外壁塗装でもケレン作業は必要ですか?
必要になる場合があります。
特に鉄部、雨戸、手すり、シャッター、鉄階段、金属製の付帯部ではケレン作業が重要です。
外壁全体では、高圧洗浄や目荒らしが下地処理として行われることがあります。
Q. 1種ケレンと3種ケレンの違いは何ですか?
1種ケレンは、ブラストなどでサビや旧塗膜をほぼ完全に除去する本格的な処理です。
3種ケレンは、浮いたサビや剥がれた塗膜を取り除く一般的な処理で、住宅の鉄部塗装でよく使われます。
Q. ケレン作業はDIYできますか?
軽度のサビ落としや小さな範囲であればDIYできます。
ただし、広範囲のサビ、高所作業、電動工具が必要な作業は危険があるため、専門業者に依頼するのがおすすめです。
Q. ケレン作業の費用はいくらですか?
軽いケレンであれば数百円〜1,000円/㎡前後、電動工具を使う作業では1,500円〜3,000円/㎡前後が目安です。
ただし、劣化状況や作業範囲によって変わります。
Q. 高圧洗浄とケレン作業は同じですか?
同じではありません。
高圧洗浄は水圧で汚れや粉を洗い流す作業です。
ケレン作業は、サビや古い塗膜を削る・磨く・除去する下地処理です。
どちらも塗装前の重要な工程ですが、目的が少し異なります。
Q. 見積書にケレンが書かれていない場合はどうすればいいですか?
業者に確認しましょう。
特に鉄部塗装がある場合は、ケレン作業やサビ止め塗装が含まれているか確認することが大切です。
まとめ:ケレン作業は塗装を長持ちさせるための重要な下地処理
ケレン作業とは、外壁塗装や鉄部塗装の前に、サビ・古い塗膜・汚れなどを取り除き、塗料が密着しやすい下地を作る作業です。
見た目には地味な工程ですが、塗装の仕上がりや耐久性を大きく左右します。
ケレン作業が不十分だと、
- 塗膜が剥がれやすくなる
- サビが再発しやすくなる
- 塗装の寿命が短くなる
- 再塗装や補修費用が増える
といったトラブルにつながることがあります。
特に、鉄部、雨戸、手すり、シャッター、鉄階段などは、ケレン作業の丁寧さが仕上がりに大きく影響します。
外壁塗装の見積もりを見るときは、塗料の種類や金額だけでなく、ケレン作業や下地処理がしっかり含まれているかも確認しましょう。
「見積書のケレン作業がよく分からない」
「鉄部のサビが気になる」
「塗装がすぐ剥がれないか心配」
そんな方は、しらかわ工芸社へお気軽にご相談ください。
お住まいの状態を丁寧に確認し、必要な下地処理と塗装内容を分かりやすくご説明します。