私、濱上を知るようになったキッカケはなんですか?
ご主人:きっかけは、「外壁塗装をしないとダメやなあ、どこがいいやろな」と、家内と話をしてて。どこがいいとか悪いとかはわからないんで、とりあえずインターネットで調べようかという事になりました。その時は、「じゃあ、あなた調べて」という事になって。私がずっと調べてて、何件かヒットした中に、しらかわ工芸社さんもあったんです。口コミを見てると、露骨に悪いことを書いてる人もいるんだけど、「一切値引きはしないけど、丁寧な応対と毎朝職人さんが来て、ご挨拶をされる」と書いてありました。僕はどちらかというと、物を買う時は、会社から買うのではなくて、人から買うタイプ。営業さんと会話をして、共感を得ることが、物を買うときの意思決定の根源なんです。だから、「ネットに書いてあるのが本当だったら、こういう業者がいいかもな」という事で、「一回電話してきてもらおう」と電話したんです。それがきっかけですね。「この地区担当の濱上です」という感じで来てくれたんです。
ホームページを見た印象は、正直なところどうでしたか?
ご主人:いろんなものを買う時にホームページを見ると、すごくいいことが書いてありますよね。「これってええんちゃうかな」「信用できるんちゃうかな」と思わせるようなね。でも、僕は一回会ってみて、その人と話をしてみないと、そのホームページに書いてあることが本当なのかがわからないんです。だから、一回話してみたいなって。違う人が来ていたら、濱上さんと同じような良いイメージが感じられたかはわからないんですけどね。あと、話していてとても事務的だったり、フレンドリーでもなく、「私は自分の会社を信頼して物を売ってます」という姿勢が一番最初に感じられないと、「ここはダメだな」と思ってしまうんです。ところが、濱上さんは、私の言うことに「はい!」「はい!」としか返事しないんです。「自分が営業でしゃべりに来たんちゃうの?」「俺がしゃべるん?」と、そういう感じやったんです(笑)。そういう、「お客の話を真剣に聞く人だから、会社は濱上さんを営業に出すんだ」、と一番最初に感じましたね。濱上さんの会話の中には、自分や自分の会社を美化するような会話がなかったんです。ただ、「きちっとやります」「丁寧にやります」というところだけをしっかり言う。「他社と比較したらうちの方が…」ということじゃなくて、「最終的にはお客様が選んでいただいたら結構です。予算もありますしね」と言うんです。営業に来ているのにね(笑)「ただ、私のところに頼んでくれれば、きっちりやらせていただきます」というところと、「末永くお付き合いさせていただきたい」というところが、私には、濱上さんの誠実さとして伝わったんです。
私、濱上のことを初めて見たとき、正直、どんな印象でしたか?
ご主人:僕もいろんな仕事をしてたくさんの人と会ってきたので、わかるんです。失礼なこと言うようですけど、「こいつは一回営業の空気吸わした方がええ」と、社長さんや会長さんが思われたんじゃないかなと(笑)でも、営業するには現場のことを知ってることが一番なんですよ。聞かれた時に即答できるし。濱上さんは、口下手で飾らないし、うそを言わない。だから「濱上なら会社の良さが伝わるだろう」と社長さんが判断されたんでしょう。それは間違ってないと思いますね。最初の印象はそんな感じですね。
奥様:もうね、一緒に来ていた桃井さんの方もコロコロ笑わはるけど、ほんまそんな感じでね。うそがないような気がするし、私は会長さんを昔から知ってるから、変な商売はしないやろうという信頼があったから。
ご主人:僕は、初めて濱上さんが来た時は、家内と会長さんが同級生という事を知らなかったんです。何回か来てもらって、「じゃあ、濱上さんとこにしよう」と決まってから、家内が「実は・・・」と話してきて、そこで初めて知りました(笑)
奥様:50代のころから定期的に中学校の同窓会をしていて。会長さんのところが昔からこういうお仕事しているとは知りませんでした。最近知って、「お金が貯まったら頼むわね」という話をしていたんです。いよいよそういう話になった時、この近辺で宣伝してるのを見たり、チラシも定期的に入ってたから、塗装する機会があったら、相談ぐらいはしてもいいかなと、個人的には思ってたんですよ。でも、やっぱり家のことだから、主人と相談して決めないとあかんし。最終的にはお願いすることになったんですよね。運命みたいな感じね(笑)
今回、なぜ屋根や壁を塗り替えようと思ったのですか?
ご主人:定年退職したんでね。今は家にずっと居られるから。家のことが今までずっとできなかったからやりたい、というのが一つあったんです。やりたくてもやれなかったから。それと、今やっておかないと、年いってからやるのは大変かなと家内と話して。同じやるなら「早くやろうか」と。知り合いからは「この間塗装したばかりなのにもうボロボロする」という話も聞くんで。それだったら、一番しっかりしたところで頼もうと。
濱上に依頼するまでに、迷ったことや躊躇したことは、なんですか?
ご主人:濱上さんがうちに来てくれて、初めの印象通りだったし、きっちりやる会社である、そういうところなんだと感じました。仮に、濱上さんが契約してすぐに辞めてしまったとしても、僕が濱上さんを信用して物事決めたんなら後悔もないんです。見積り出してもらっても、僕らは相場なんてわからないです。何がいくらなのか、これがいいとか悪いとか言われてもわからん。話をして、濱上さん自身から会社の信頼性というのがわかって、それで自分らが決めたのならそれでいいやんという話を家内として。そのあとに、家内が「あなた、実はね・・・」みたいな話をして「そうなん?!だったら、それでもうええじゃないか!」と話して。「良かったやん」って(笑)
奥様:やっぱり、最初に話しちゃうと、知らない会社に頼むよりは知っている人のいる会社の方に行くでしょ(笑)
ご主人:そこからは、逆に、同級生だと分かって、「施工をすごく良くしてあげないといかんな」と気を遣われるのは嫌だなと思って、「私たちから、同級生なんです!と言わんでもええやん」という話をしたりしてたんです。
濱上に依頼する上で、決め手となったことはなんですか?
ご主人:
そうですね、僕も仕事柄いろんな人と会いますけど、自分の中でもパターンがあるんです。実直だけど、どんくさい、とか。実直な上に、仕事が早い、とか。どんくさそうに見えるけど、なかなかやるやん、とか。でも、自分の中の物差しじゃなくて、直球で彼を見た時に、誠実さが一番伝わってくるんです。嘘がない誠実さというのが伝わってきて、それが仕事となり、いろんなものに反映するなと思って。そう判断しましたね。
奥様:楽しい方ですよね。
ご主人:僕の信条は、「人が見てなくても自分は努力する」なんです。人が見てるところで努力する人はよくいますよね。そうじゃなくて、人が見てないところでも全力投球するっていうのが大事だと思うんです。そういう意味で、濱上さんは、人が見ていないところで、努力する方だなぁと感じました。
今回の塗り替えの件で、印象に残っていることはなんですか?
ご主人:毎朝、職人の小林さんから「おはようございます!」と挨拶されます。あの真っ黒い顔が迫ってきて言うんです。圧倒されますよ(笑)。「お、おお!」と返して(笑)「昨日はですね、ここまでやったんです」、と毎日説明していただいて、「これはこれでよろしいですか?」「今日はここからやるんですけど、大丈夫ですか?」と、ちゃんと説明してもらって。「会長とはお知り合いなんですね。余分に塗っときますね(笑)」とか(笑)しらかわ工芸社さんの決まりがあるのか、家の中でなく車の中でお昼食べたりして。「なんか申し訳ないなあ」と思いましたね。特別に接待するわけにもいかないしな、と思っていたんです。
奥様から、うちの会長の中根と同級生と聞いたとき、どう思いましたか?
ご主人:特別に何とも思わなかった。「ああ、知ってたん?」くらいで。それと、「やっぱり、知り合いだったら余計に悪質なことはできひんね」と思いました。大げさかもしれないけど、縁なんですかね。そういうのってどこかでつながってるんだなと感じましたね。会長さんには、家に来ていただいて挨拶してもらって。私の二つ歳下になるんで、「そろそろ体のここが痛いね」と話をしたり(笑)。年代が近いから、健康のことや体のことも同じようなもんだし、「同じ世代の人が、がんばってるんだなぁ」と親近感を覚えましたね。
奥様:中根さんの会社は、もう息子さんが社長になられてるけど、私たちの子供の年代も一緒なんです。
ご主人:会長さんは、さすが会長さんやね。たたき上げで、苦労があったんやろうと思う。それも私にはわかるんやけど、「苦労しました」という雰囲気を出してない。僕はそうとらえたんですよ。物腰の穏やかさがいいですね。息子さんに会社を任せて、いろんなご心配もあるけど、「若い人がやっていかないと」と常に思ってる感じ。いろんなことあると思うんだけど、「いつ何時も自分がじたばたしたらダメ」っていう。そんな意思が会話してて組み取れました。会長さんは、僕より年下だけど、自分らとは違うなあと思ったし、肝が据わってますね。僕も自営やったことありますけど、大変さはよくわかりますから。お金の工面とか、人を段取りせなあかんし、社員のモチベーション上げなあかんし(笑)。いろんなことが自分にかかってくるんです。それでも、全部自分の中で押し込んで、「もう、消化したんですよ、私は」というような。そういう人物だと感じました。
奥様が「主人に決めてほしかったから、会長さんのことを言わなかった」というのは、どういう理由からだったのですか?
奥様:外壁塗装のチラシは、いろんな会社さんから定期的に入りますよね。そういうのを見ていて、どこにするかと決めるには、何を判断材料にしたらいいのか迷うところがありました。主人は、いざやるとなったら、いろいろ調べて判断すると思ってたから、あえて私と会長さんが同級生であることは言わずに。私が仕事していて忙しいというのもあって、ある程度会社をピックアップしておいて、その中から決めたらいいなと思ってたんです。その段階で主人の方から、「何社か見てはおったけど、俺はここが一番いいと思うねん」と。それが、しらかわ工芸社さんだったんですよ。私は「ふーん」というだけで、いつ言おうかなと迷ってたんですけど(笑)変なことで先入観を持たせてしまうよりは「ここでやりたい」と主人に判断してもらった方がいいと思ったので。見積りの金額が出るくらいの時期、会社を決める最後の時期に言いました。最終的には、その判断が間違ってなかったなと思ってますけどね。
奥様が夜勤明けの日があるので、濱上が会長の中根と相談して、その日は工事をしないと決めたことについては、どう思われましたか?
奥様:こういう工事ってね、工事する側にしたら期間を詰めてやって、なるべく工期を短くして次に行きたいだろうなあと思うんです。昔、庭を工事した時もそのことを第一に受けてくれる会社さんに依頼したことがあったんです。今回もそれが一番気になっていて。あとは主人が、私がいない時でも主で動いてくれたので助かりました。普通の現場よりは1,5倍くらい時間かかったんじゃないですかね。天候のこともあったし。それを無理に聞いてくださって、最終的にはちゃんと完成させてくださったので、良かったなあと思って。
ご主人:こちらの事情でね。妻の夜勤明けの日は、寝ようと思っても寝付けないと思うから、私も気を遣ってじーっとしてるんです(笑)。「そういう事情なんで配慮してもらえませんかね」と話して、そこもちゃんと理解してもらえました。そんな中でも、「すいません、今日僕一人なんです」と小林さんが来られて。「ちょっとここだけきちっとやっておきたいんです。工事が遅れてるわけじゃないですよ」って来てくれて。そこは本当に助かりましたよ。
「わたしたちのことを第一に考えてくれたのが、一番うれしかった」とおっしゃっていただいたのですが、具体的にどんなところからですか?
ご主人:仕事って、普通はどこの会社でも、営業と現場とで距離があるんです。営業と話しても、現場に伝わってないことの方が多いんです。業務的には伝わっても、思いまでは伝わってないということもありますよね。工事を進めていただいている中で、濱上さんにお願いしたことは小林さんの口からも私たちに返ってきます。小林さんが「濱上からこう聞いていますのでこうします」って言ってくれたこともありましたね。「ああ、聞いてくれてるやん、伝わってるやん」というのもあります。期間が長かったから、濱上さんが、要所要所で顔出してくれたりとか、電話してくれたりとか。安心でしたね。
奥様:工事のスケジュールをこちらの都合で決めてもらったので、私はそれだけで満足です。
ご主人が「もらった塗料、一回塗ったら楽しくて全部塗った」とおっしゃっていましたが、どんなところが楽しかったですか?
ご主人:もともと自分でやるのが好きなんです。でも、自分で買ってきてその塗料で合ってるかどうかはわからない、素人だから。油性やら水性やら。速乾性とか。小林さんと話した時、「工事終わった後、改めて塗りたかったらなんぼでも言うてくださいよ。これとおんなじ色の塗料ありますから」って言われてたんです。僕が「いいんですか?」と言ったら、小林さんが「塗りたかったところも自分でどんどん塗ってもらったらいいですから」って。「じゃあ」と言って、塗料をもらって塗ってみたりして。自分で塗ったところに納得がいって、次の箇所も塗ろうかな、塗料が少なくなったなと思ったら、濱上さんに(笑)「濱上さん、塗料、もうちょっと」と言うと、「わかりましたあ!」と言って持ってきてくれました(笑)
最後にジャンパーをプレゼントしていただいたのは、どんな想いからですか?
ご主人:事の発端は、冬に外で作業する時に、ちょっとはおりたい時に着てたんです。コーヒーのBOSSジャンね。その格好で出たり入ったりしてたんです。それを小林さんが見てて「BOSSジャンですか?」と話して。同じ年代だから、「知ってますか?」「知ってますよ!当たらなかったんですよ!」と(笑)「いいですね。いいですね!」と小林さんから言われてたんで、景品でもらったもんをあげるのもどうかと思って。家内と相談したんだけど、「あなたがいいんなら、いいんちゃう?」と。それで、最後の日に「良かったらどうぞ」と、プレゼントしたんです。小林さんにはBOSSジャンを、他の方にはこれ、と選んでね(笑)
アンケートに「挨拶」「礼儀」「対応」などについて評価いただきました。たとえば、どんなところを評価していただいたのか教えていただけますか?
ご主人:営業トークというか、社交辞令の挨拶ってわかりますよね。ほんとに愛想だけで言ったのか、ほんとにこちらのことが気になって言ったのか。朝来て、挨拶される時も、小林さんもそうですし、ほかの職人さんも、ちゃんと正面向いて、「今から工事やりまっせ!」みたいな気持ちのいい挨拶をしてくれる。こちらもつられて「お願いします!」と言って(笑)おかげで、親近感がわいて、他人行儀にならなかったですね。
奥様:工事を始める時、周りの方にも挨拶していただいてたんですけど、隣の奥さんと小林さんが話しておられて。隣の奥さんからも「印象良かったよ」と言われました。
ご主人:あれはすごい嬉しい。
奥様:事前に挨拶はしてるけど、工事中にご迷惑というか、音とかにおいとか。迷惑をおかけしてるという思いはあるから、職人さんがご近所の方と仲良くお話しされてるのを見ると、その分ちょっと心配が和らぎますよね。
職人の小林について、印象に残っていることはなんですか?
ご主人:小林さんは、素人から見ても丁寧な仕事してると思います、きちっとしてる。話してる時と違って、仕事の世界にいる時は「わしはきちっとやるんや!」という気持ちが感じられたんです。だから、何も言う事は無いですね。もし悪いとこがあっても、一生懸命やったけどこうなってしまったんだなと思えるような方でしたね。だてに日焼けしてないなと(笑)
奥様:チームワークがよさそうな感じしますね。上の人が下の人に偉そうにしてるのって、威厳を保とうとしてるのかもしれないけど、私らから見ると不快に思うとこもありますよね。男性ならではの上下関係というか、女性からしたら嫌だなと思う。職人さん同士のやり取りが自然やから。小林さんは後輩の指導もしているんだろうけど、あからさまな上下関係がなくていい感じだなと日々見てました。
ご主人:1つだけ残念だったことがありました。一番最初、足場を組むとき、他の会社の足場屋さんだけ来た。ただ、しらかわ工芸社さんと違うテンションなんですよ。そこのところはもうちょっと配慮した方がいいのかなと思いましたね。
今回、一番よかったことはなんですか?
ご主人:工事が終わって「できたな」「綺麗になったな」ということが一つ。今回こういう場を作っていただけるような、濱上さんはじめ、しらかわ工芸社さんとの出会いがあったことじゃないですか?そういう出会いがあったのが良かったと思います。
奥様:外壁と屋根はもちろんなんですけど、ブロックの下のコンクリートのところも「きれいにしてほしいなあ」と言ったら、そこもきれいに洗浄してくださったんです。上が綺麗なのに下が汚れているのは残念だから。よそのお宅を見てもそういうことはあるんですよね。他が綺麗でも触ってないところは全然綺麗になっていない。でも、うちはそこも綺麗にしてもらったから喜んでいます。もちろんサービスですし(笑)あと、コウモリが入ってこないようにする。あれも、わざわざ脚立で取り付けてくれてありがたかったですね。
ご主人:あれはポイント高かったです。
奥様:換気扇のところも、昔おじいちゃんが工事する時に、換気できるように割ってて見苦しかったんです。私は気づかなかったです、住んで20年になりますけど。でも、周りの壁が綺麗になったら、そこも何とかしてほしいと主人が無理言ったらそこも綺麗にしてくださった。
ご主人:いろいろ、やりたいところは全部やってもらいましたね(笑)
奥様:そういう小さい工事って、それだけで頼むのもできなくて。20年ほったらかしにしてたんです。これを機に全部きれいにしてくれたから。
ご主人:換気扇の裏側も汚れ取ってもろたしな。すっきりした(笑)
奥様:日々ね、「うちはきれい♪」と、見てて嬉しく思いますね。
今回工事をしたことで、お気持ちの変化は、ありますか?
ご主人:家が綺麗になったから、それを維持しようという気持ちになりますよね。家が全体的に綺麗になったら、他のところも綺麗にしていきたいねっていう気持ちがわいてきますね。家がぼろかったら「綺麗でも汚くてもどっちでもいいか」となりますけど、その辺の意識は出てくる。そこで、濱上さんからもらったペンキが要ったんや(笑)
奥様:おうちが綺麗になると気持ちがいいですね。普段は主人が家に居るから、余計こまめに動いてくれる(笑)。私としては助かります。
ご家族の方や周りの方は、なんと言ってますか?
ご主人:小林さんは、お隣さんにも「おはようございます」ときちっと挨拶してくれる。それだけでなく、お隣さんに会うと「今日はこっちやりますから!」とお伝えしていてくれて。そういうのが気持ちいいですね。お隣さんから「きちっとしてて、いいねえ」と言われましたよ。
奥様:家に娘がいるんです。でも、娘も工事する人が来るのが嫌とかそういうのもなかったみたいで。普通に過ごしてました。
最後に、あらためて、いま、どういうお気持ちですか?
ご主人:お金のかかることですから、それに見合ったものが残ってるかなって考えると、そういう点では大満足ですね。それよりも、どこか悪くなった時にも相談できるじゃないですか。「もしもし、ここがこんなんなったんやけど、ちょっとだけ見てくれへんかな」と言いやすい。相談できる場所があるから、安心して日々過ごせるなと。もしなんかあってもね。安心感はありますね。塗料がなくなったら、「濱上さん、塗料、もうちょっと」と言いやすいし(笑)
奥様:今後、段々歳がいくから、バリアフリーのことでまたお電話するかもしれないですし。個人的に印象に残ってるのは、工事の途中で、小林さんとこの親御さんが亡くなられたんです。でも、その後もきっちり工事してくれましたし、やっぱりプロやねえと思いました。スケジュールも全然支障なくやってくれました。そういう意味で、会長の中根さんが、社員の人を大事にしているのかなと感じましたね。同級生だけど、見直しました(笑)
ご主人:あそこに、完成時の工事写真が、額に入れてあるんです。家族の写真と同じみたいに飾ってるんですよ(笑)それくらい、われわれにとっては、会長、社長、濱上さんはじめ、しらかわ工芸社さんとは、思い出になる出会いでした。
濱上:
今日は、めちゃくちゃ、うれしいお話ありがとうございます。「直球で彼を見た時に、誠実さが一番伝わってくるんです」「口下手で飾らないし、うそを言わない」といっていただき、とてもうれしかったです。わたしの方は、いつ訪問しても、お二人は仲がいいなぁと感じ、しあわせを分けていただいています(笑)「今回こういう場を作っていただけるような、出会いがあったのが良かったと思います」と言っていただき、あらためて、この仕事をやっていてよかったと強く思いました。また、「『末永くお付き合いさせていただきたい』というところが、濱上さんの誠実さとして伝わったんです」と言っていただいたこと、これからの大きな自信になりました。ありがとうございます。蔭山さんには、いつも「相談できる場所があるから、安心して日々過ごせるな。もしなんかあっても安心感があります」と感じていただき、いつまでもお幸せに暮していただければ、とてもうれしいです。