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しらかわ工芸社 3代目社長(予定)中根義将の「しらかわ工芸社の真実」レポート(78)外壁塗装の時期について

皆さん こんにちは!

しらかわ工芸社の 中根義将(よしまさ)です。

 

おかげさまで今年も年内の外壁塗装工事の予定が埋まって参りました。

今お問い合わせを頂いているお客様には来春施工のお話しもさせて頂いております。

地域NO.1,行列のできるスーパー塗装店の名に恥じない運営ができるのも、

数ある塗装店の中から私たちしらかわ工芸社をご信頼下さる皆様の

おかげと深く感謝申し上げる次第です。

 

さて、この時期になるとお客様が気にされるのは

『冬の寒い日に塗装なんてしていいの??』

って事だと思います。

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『新年をきれいな気持ちで迎えたい、だけどあんまり寒いと作業できるのか少し心配』

 

という方が結構いらっしゃいます。

 

結論としては、

【四季を通して良い施工が出来るのが本物の会社】

という事だと考えております。

 

技術的な基準として、

気温5度~40度、湿度85%以下が各メーカーの塗料品質を確保する上で

適正な気候条件とされています。

この条件と、乾燥時間等の施工条件を満たせば、メーカーの品質確保が

各塗料ごとに定められた期間において保証されます。

 

例えば神戸市の統計データだと、

過去30年間の平均で1月は気温5.8度、湿度62%となります。

なので、これだけ見れば神戸市の冬でも品質確保した上で施工可能という事です。

 

中には施工しにくい事を理由に工事をうけつけなかったり、

寒い時期の施工には不具合が出やすい事を徹底的に事前に説明され、実際に不具合が出ても

全く責任をとらない業者もいるようですが、

大切なのは、

【下地が十分に乾燥した状態で塗り、先に塗った塗料が乾燥してから塗り重ねる】

ことです。

単に技術的な基準を守っただけではダメな場合もあります。

数値より感覚が勝る事は往々にして有るもので、

やはり今の時代だからこそ職人の経験と繊細な感覚が活かされる所でもあります。

 

もちろん、春や今時分の頃と比べると気候が安定していないため、

雪が降ったら中止、あまりに寒いと中止にせざるを得ない現場もあり、比較的長い

工期になりやすい傾向はありますし、北日本や山間地域(神戸市でも北区とか)において

厳寒期に現場を納める場合には『採暖養生』といって、塗装に適した気温にしたり

雪が降っても塗装できるように建物ごとシートで囲ってストーブを焚く必要があり、

工事金額が嵩むという短所もありますが。。

 

しらかわ工芸社では地元地域で60年に渡り積み重ねてきた実績と経験がありますので、

あなたのお住まいの地域に適した作業方法・時期など総合的なご提案を

させて頂いております。

時期や条件を言い訳には致しませんのでご安心してご相談頂ければと思います。