こんにちは!しらかわ工芸社の 中根義将(よしまさ)です。
よくキッチンカウンターなどで、ステンレスってありますよね。
ステンレスって聞くと、「錆びない」と思っていませんか?
実は、ステンレスは「錆びにくい」だけで、普通に錆びるんです。
特にこんな場合は要注意です。
①もらい錆
錆びた金属がステンレスに接した状態で放置していると、
錆びが進行してステンレス自体が錆びたように見えます。
初期段階は洗剤などでこすれば落ちますが、進行が深くなってステンレスそのものが錆びてしまうと
なかなか落ちにくいので、錆びやすいもの(ヘアピンとか、クリップとか要注意です)はステンレスに触れないようにしましょう
②塩素系の錆び
これが一番の落とし穴です。
というのも、例えばキッチンにステンレスシンクを採用した際、
市販の洗剤(ハイターなど)や、ぬめり取り剤に含まれる塩素成分がステンレスに付着したまま放置すると、
ステンレスの表面を覆っている不働態被膜と呼ばれる膜が塩素によって破壊され、ふつうの鉄と同じような状態となって
簡単に錆びてしまいます。
排水口のぬめり取り剤から塩素成分が出て、こんな所が錆びることもあります。
塩素系の洗剤、ぬめり取り剤なんて、普通に使いますよね。
でも、それが原因で錆びてしまうんです。
キッチンをリフォームされる方は特に要注意です。
リフォームの商品は増えてきましたが、どの商品にも必ずメリット・デメリットが存在します。
正しい知識を知った上で、ご自身の生活スタイルに合わせて、賢くリフォームしましょう(^o^)/