こんにちは!しらかわ工芸社の 中根義将(よしまさ)です。
数年前に比べて、屋根を新しく葺き替える工事が増えてきました。
しらかわ工芸社のある地域は、須磨ニュータウンといって、1970年に入居が開始された神戸市を
代表するニュータウンで、もう46年になります。
ほとんどのお家が築30年以上となっているため、お家の状態によっては、
塗り替えで対応できないほど屋根が劣化してしまってる事例があるんですね。
こちらのお家も劣化がひどく、雨漏りしたり、屋根の下にある木の板(=野地板と言います)までふやけて、
屋根の上に乗るとブヨブヨしてるカ所もありました。
葺き替えると、こんなにきれいに、力強くなるんですね(^^)
でも、大切なのは見えない所にあります。
防水シートの施工にも、ちゃんと気を付けないと後で雨漏りの原因になります。
例えば、後で棟抑え※屋根の頂上を棟(むね)と言います。
をかぶせるからと、防水シートをケチって棟の手前で施工しているケースがあります。
これだと、棟抑えの隙間から入った雨水がやがて野地板を腐らし、雨漏りの原因になります。
日経ホームビルダーにすごく参考になる記事がありましたので、
屋根葺き替えを検討されている方は是非一度ご覧ください。
屋根・瓦職人の中島さん。
見えないところにこそ、雨からお家を守る機能がある。
そこにこだわらないといい仕事はできない。
口数は少ないけど、腕は一流です。