【　コストダウンのための見積り方法　】

大規模修繕のコストを下げるポイントの一つとして、

【物件に対してどのくらいの費用をかけるのが妥当なのか相場を知る】ということが挙げられます。

そのうえで複数の業者を比較することが重要です。

その中で、しっかりと工事項目を比較することが必要となります。

 

相見積りをすることで、見積り金額の妥当性を見極めるだけでなく、手抜き工事の防止にも役立ちます。

他社が相場価格で提示しているのに対し1社だけ安い価格で提示していた時は、

なぜ費用が他社の相場価格に比べて安いのか打ち合わせの時に金額の理由をしっかり確認しておきましょう。

そして何が重要な工事なのか、緊急性が高い工事なのかをしっかりと質問することが大切です。

それが明確に答えられない業者は、とりあえず大規模修繕工事をさせようとしている可能性があるのです。

相見積りをとり、大規模修繕のコストを削減しましょう！

 

みなさんが工事のコストダウンをさせるためには、ただ見積りをとるだけではなく見積りのとり方を工夫する必要があります。

その工夫とは、工事を【緊急度】と【重要度】で分類してもらい、

どの工事が今すぐに行う必要があるのかを考え、緊急度の高い工事から順番に行うことです。

 

また、３種類の見積りを作ってもらい予算の範囲内で行えるのかを検討します。

①緊急度の高い工事のみを行う見積り

②緊急度は高くないが将来的には修繕が必要な重要度が高い工事の見積り

③長持ちさせるために行う工事の見積り

この３種類の見積りを作るには、専門的な知識がないと【緊急度】と【重要度】の分類わけもできないので、

これができる業者に修繕工事をお願いしましょう。