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しらかわ工芸社 3代目社長(予定)中根義将の「しらかわ工芸社の真実」レポート(184)つなぎ目の処理が大事

こんにちは!しらかわ工芸社の 中根義将(よしまさ)です。

コンクリート造のお家などで、壁に白い結晶のようなものがついているのを見かけた事はありませんか?

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こんな風に白く染み出てくるもの、これは『白華(はっか)』と呼ばれ、※エフロと呼ばれる場合もあります、同じ意味です。

コンクリート内部の石灰分やアルカリ成分を吸収した水が表面に染み出して、

空気中の二酸化炭素と反応して白く固まってしまう現象です。

 

よく見ると、うっすら何かのつなぎ目のように、横方向にほぼ直線上にスジが出来ていて、

そこに『白華』が起きていますよね。

 

これ実は、コンクリート塀とブロック塀の境目なんですね。

 

ブロック塀の中にもモルタルが充填してあり、こんな風に水が排水されないような施工をしてしまうと、

わずかなひび割れからアルカリ成分をたんまり含んだ水分が染み出てくるので、白華がおきてしまいます。

 

こうなると、もう塗装だけでは直せません。

 

気になる修理方法は。。。

 

乞うご期待(^o^)/